成犬のドッグフードの選び方|必要な栄養素やあげ方をご紹介

高いエネルギー量が必要な子犬の時期を過ぎ成犬になると、犬種や身体のサイズなどによって必要なエネルギー量が大きく異なります。成長期に応じてドッグフードを切り替えるのは、ワンちゃんの健康維持に重要なのです。

 

この記事では、成犬にぴったりなドッグフード選びのコツをご紹介します。人間と同様にワンちゃんも、食べ物が健康を左右するのは当然のこと。愛犬の健やかな生活のために、栄養素や形状などそれぞれのワンちゃんに合ったドッグフードを選びましょう。

 

食べ盛りでも健康的な体型維持が必要になる成犬期

急速な成長に伴い高いエネルギー量が必要になる子犬の時期と異なり、成犬になると必要なエネルギー量は少なくなります。そのため、子犬向けのドッグフードを与え続けていると、太ってしまう可能性があるのです。

 

つまり成犬は理想的な体型を維持しながら、必要な栄養素をバランスよく摂取しなければなりません。消化器や免疫が発達した成犬は、子犬の時期よりも消化不良を起こしにくくなります。食べられるフードの種類も増えるため、ドッグフードの選択肢が多くなるのも成犬期の特徴です。

 

犬種とドッグフードの量の関係性

犬種によって、成犬とみなされる年齢やサイズは大きく異なります。ご家庭のワンちゃんは何歳から、また体重何kgから成犬になるのか、チェックしておかなければなりません。一般的に成犬とされる目安は以下の通りです。

 

・小型犬(10kg未満) 生後10か月

・中型犬(25kg未満) 生後12か月

・大型犬(25kg以上) 生後15か月

 

成犬用ドッグフードのパッケージには、ワンちゃんの体重に合わせた目安量が記載されています。しかし、同じ犬種で同じ体重でも、必要なエネルギー量は運動量や生活環境によって異なるもの。目安を参考にしながら、体型や健康状態をチェックしながらドッグフードの適正量を見極めましょう。

 

また、成犬用のドッグフードは単体で必要な栄養素がバランス良く配合されています。人間の食べ物をワンちゃんに与えるのは、栄養バランスが崩れる原因です。ドッグフード以外の食べ物を与えるのであれば、犬用のおやつやガムにしましょう。

 

犬用のおやつを併用する際は、そのカロリーに応じてドッグフードの量を調節が必要です。栄養バランスを維持するためにも、おやつなどのドッグフード以外の食べ物は、1日の総摂取カロリーの20%以内に収めるようにしましょう。

 

成犬のドッグフードを選ぶポイント

①栄養素

成犬に最適な栄養素は、動物性たんぱく質です。ドッグフードの成分表は、原材料に占める割合が大きい物から順に記載されています。チキンやビーフなどの動物性たんぱく質よりも前に穀物が表記されていると、たんぱく質が少な目だと読み取ることができるのです。

 

動物性たんぱく質には、チキンやビーフ、ラム、サーモン、ターキーなど様々な原料が使用されています。ワンちゃんによって、風味の好き嫌いは生じるもの。喜んで食べてくれるものを探しましょう。

 

②食感

ドッグフードの食感も、ワンちゃんによって好みの差が生じやすいものです。一般的に成犬用として販売されているドッグフードは、ドライタイプ・セミモイストタイプ・ウェットタイプの3種類です。それぞれの特徴をご紹介します。

 

・ドライタイプ

健康的なワンちゃんの場合は、ドライタイプがおすすめ。歯や顎が鍛えられ、歯垢が溜まりづらいメリットもあります。長期保存が可能な点は、飼い主にとっても便利です。

 

よく噛まずに食べてしまうワンちゃんの場合は、1回量を一気にお皿に出すのではなく、ゆっくり時間をかけて食べられるよう数回にわけて与えるのがおすすめです。一気に硬いものを食べることによる消化不良や、満腹感を感じづらいことによる食べすぎを避けられます。

 

・セミモイストタイプ

香りや食感がよく、ドライタイプを好まないワンちゃんにおすすめなのが、セミモイストタイプです。消化吸収が良いメリットもあるため、お腹の調子に応じて取り入れるのもおすすめ。

 

しかし、しっかり噛むこともワンちゃんの健康維持には重要です。ドライタイプが苦手なワンちゃんには、ドライタイプとセミモイストタイプを混ぜて、食べやすくなるよう調節してみましょう。

 

・ウェットタイプ

ワンちゃんの食欲が落ちている時には、水分量が多く食べやすいウェットタイプを一時的に取り入れてあげるのもおすすめです。ウェットタイプは生肉に似た食感なので、ワンちゃんが喜んで食べてくれます。

 

まとめ

ワンちゃんの健康のためにも、成長に応じたドッグフード選びは重要です。ドッグフードは種類によって、原料や栄養バランスも異なります。特に子犬用から成犬用に切り替える時は、一気に切り替えるのは避けましょう。

 

今まで食べていたドッグフードに新しいドッグフードを混ぜながら、一週間ほどかけてゆっくり切り替えるのがおすすめです。お腹が緩くなるなど消化不良の兆候が見られるようであれば、さらに時間をかけても問題ありません。

 

健康は食事から。ワンちゃんに合ったドッグフードを見つけて、ワンちゃんとの素敵な生活を送りましょう。