猫と過ごす家づくりVol.3|キャットグラスについて

猫が食べる「草」があるのをご存知ですか?猫ちゃんを長年飼っている人も意外に知らないのが「キャットグラス」の存在です。キャットグラスは、いわゆる猫ちゃんの為のペットサラダです。キャットグラスを食べることにより栄養を摂ることもできますが、胃のなかに溜まった毛玉を吐き出す効果や便通を良くするもあり自然の力で猫ちゃんの身体を調整することにも役立つのです。今回は、家でも簡単に栽培できる「キャットグラス」についてご紹介します。

一番ポピュラーなキャットグラス「燕麦(エンバク)」

1番流通している猫草といえば、「燕麦(エンバク)」です。

燕麦は、猫ちゃんだけではなくウサギや犬も食べれる草で複数ペットを飼っているなら育てて損はありません!燕麦は栄養価も十分にあり、お家でも簡単・手軽に栽培しやすく初心者にもオススメのキャットグラスです。

 

育て方

種から育てる場合は、プランターの底に穴が空いているタイプを用意し軽石を敷き土を入れます。土を入れたら種を撒いてうっすら土をかけていきます。

土は野菜や花用の「培養土」が、水捌けがよく栄養も既に入っているので最適です。

 

土が乾いたら水をやる程度でOKです。水のやりすぎは、腐らせてしまうので注意しましょう。寒さには強いですが、冬はお部屋で育てます。

 

近年では、初心者でも始めやすい小さな「栽培キット」が販売されているので、そちらから始めてみるのも良いでしょう。猫ちゃんが食べるかどうか分からないなら、お試しで始めてみるのにも最適です。

 

食べ頃

キャットグラスの食べ頃は、10〜15cmくらいまで伸びた頃が「食べ頃」です。

まずは猫ちゃんがクンクン匂いを嗅いで確かめます。その後、食べるかどうかは猫ちゃんの好みに分かれます。食べないからといって異常ではありません。

食べにくそうにしていたら、5cmほどにカットして器に入れてあげてみてください。

 

大注目のキャットグラス「大麦」

「大麦」は人気の高いキャットグラスです。その人気の秘密は人間が飲む「青汁」の原料としても使用され栄養価が高いほかに、柔らかく食べやすいことから老猫にも食べさせてあげられます。猫ちゃんのペットサプリ代わりにも与える方が多いです。

 

その他の栄養価の高いキャットグラス

・小麦(コムギ)

小麦も大麦と同じように青汁の成分にも使用され栄養価も人気も高いキャットグラスです。大麦と同じく柔らかいので老猫にも最適です。

 

・鳩麦(ハトムギ)

香ばしい香りで栄養価も高いことから注目のキャットグラスですが、猫草としては珍しい種類です。

 

注意が必要な「エノコログサ」

「エノコログサ」とは「ネコジャラシ」のことです。別名「犬子草」とも呼ばれています。エノコログサは、道端でもよく生えているのを見かけます。

こちらは遊ぶことも出来ますし、若葉を食べることが可能です。しかし、穂のトゲの部分を飲み込んでしまうと危険なので注意が必要です。

エノコグサの特徴は、一年草で夏から秋にかけて生えて、冬に枯れますが「種子」を残し、また春に芽吹きます。こちらも初心者でも簡単に育てる事ができる猫草です。

 

その他の注意が必要な植物

以下の植物はキャットグラスではないですが、お家で育てているものがあれば注意が必要です。

 

・ユリ科の植物

美しい花を咲かせるユリ科の植物は猫ちゃんにとって危険な存在です。

量によっては、急性腎障害を引き起こし死に至る場合があります。

 

・サトイモ科の植物

葉が美しく観葉植物として親しまれているポトスなどのサトイモ科の植物も注意が必要です。シュウ酸カルシウムが猫ちゃんに炎症を引き起こし、嘔吐させてしまう可能性があります。

 

・ドラセナ(幸せの木)

葉っぱに猫ちゃんにとって毒性強い成分が含まれています。食べてしまうと嘔吐や下痢の原因になります。

 

・多肉植物

アロエを含む多肉植物は、猫ちゃんにとって危険な植物です。

こちらも下痢や腎炎を引き起こす可能性があります。

 

まとめ

キャットグラスは、「ペットサプリ」「ペットサラダ」として与える事ができるので、ペ猫を愛する人なら一度は試してみたい健康アイテムです。

お家で過ごす時間が長くなってきた方は、猫ちゃんと一緒に過ごす時間も長くなり更に猫ちゃんを喜ばせてあげたいと考える方も多いでしょう。お家で過ごしながら簡単にキャットグラスを育てる事ができるので、お家時間を充実させるのにも適しています。

ポピュラーな「燕麦」ならすぐにネットで簡単に手に入れる事ができ、不器用な方でも栽培キットから始めてみてはいかがでしょうか。