初めてのペットで猫ちゃんを飼う場合、他の猫ちゃんがお留守番をどうしているのか気になりますよね。猫ちゃんは一人でちゃんとお留守番できるのか、できたとしても何時間まで大丈夫なのかなど…考えれば考えるほど疑問点が出てくるでしょう。
お留守番さえできれば、飼い主さんの自由な時間に趣味やリフレッシュするために出かけることも可能になります。今回は、猫ちゃんの初めてのお留守番を成功させるためには何が必要なのかをご紹介します。
目次
猫はお留守番できるの?
猫ちゃんは元々群れで生活する動物ではありません。飼い主さんのことはどれだけ大好きでも、一人でお留守番することは苦ではないのでお留守番することは可能です。
だからと言って猫ちゃんを放ったらかししても大丈夫という訳でもないので、猫ちゃんのケアはきちんと行いましょう。
お留守番の準備
飼い主さんが長時間お出かけするなら、お出かけ前に猫ちゃんがストレスなく快適に過ごせるように整えてあげてください。
・トイレを清潔にしておく
・お水やペットフードの用意をしておく
・生ゴミなどゴミ箱は蓋をして開けられないようにする
・お風呂の水は抜く(または蓋をして猫が溺れないようにしておく)
・洗濯機の蓋を閉めておく
・包丁や危険なもの割れやすいものをしまっておく
・室内の温度や湿度を適正にしておく
・暖房器具は電源を切り、コンセントは抜いてコードも猫に触れさせない
猫ちゃんが留守中に怪我や事故にあわないように、事前に対策を。
何日までなら大丈夫?
猫ちゃんのお留守番は何日まで可能かというと、1泊2日程度です。
2日以上家を開るなら、誰かにお世話してもらう必要があります。
そんな時、どうすれば良いのでしょうか?
2日以上のお留守番
長期的なお留守番の対策方法として、3つの方法が挙げられます。
①友人や家族にみてもらう
近くに住んでいる友人や家族を頼ることができるなら、家まで来てもらってお世話してもらいましょう。猫ちゃんは自分の縄張り以外の場所に居ることに対してストレスを感じるからです。ただ、猫に関しての知識がない方もいるので、何をどのようにすれば良いかを伝える必要があります。
②ペットホテルや病院に預ける
ペットホテルや病院で猫ちゃんを預けることも可能です。しかし、猫ちゃんにとっては精神的なストレスを感じやすい環境なのは否めません。ペットホテルの場合は、ゲージではなくお部屋でのびのびさせながら過ごすことができる施設もあるので、事前にしっかり調べてから預けるようにしましょう。
③ペットシッターに来てもらう
猫専門のペットシッターにお願いすれば、トイレの掃除やご飯の用意や猫ちゃんと遊んでくれたりするので安心です。ペットシッターに依頼する際は、初回カウンセリングなどがあるため1週間以上前から予約する必要があります。
猫ちゃんに合うかどうかもきちんとみたい場合は、それよりも早くからカウンセリングや顔合わせする必要があるので事前に問い合わせしてみてください。
お留守番させた後の猫ちゃんのケア
お留守番をさせた後は、きちんとアフターケアを行いましょう。
その前に、飼い主さんが帰ってきた時の猫ちゃんの態度に注意してみてください。
猫ちゃんの気持ちを知ろう
・飼い主さんが帰ってきたら、玄関までお出迎えしてくれる。
・帰宅後、遠目からずっと飼い主さんを見つめる。
・留守中、帰宅後に部屋を荒らす。
これらの行動が見られたら、猫ちゃんが寂しがっているサインかもしれません。部屋を荒らすのは、イタズラしてやろうという気持ちよりも飼い主さんにかまって欲しいからという理由が多いようです。
帰宅後のアフターケア
飼い主さんがお家から帰ってきたら、猫ちゃんへのケアは欠かさず行ってあげてください。
①まず、室内の安全確認を行う
猫ちゃんがちゃんと安全にお留守番していたかどうかをチェックします。
危険なことがなかったか、変なものを食べた形跡がないかなど調べましょう。
②猫ちゃんの二大欲求を満たす
言うまでもなく猫ちゃんから要求があると思いますが、猫ちゃんのトイレを掃除しご飯を与えて欲求を満たしてあげましょう。
③匂いを嗅がせて触れ合う
ご飯やトイレのお世話が終わったら、それで終わってはいけません。
飼い主さんの匂いを嗅いだり戯れることではじめて猫ちゃんは安心しストレス発散できるのです。
まとめ
猫ちゃんはお留守番は一人でできるペットですが、その分アフターケアは欠かさず行うようにしなければいけません。外出したり出張などが多い方は、ペットシッターを定期的に利用した方が良い場合があります。
お世話する人がコロコロ変わると猫ちゃんがストレスを感じてしまうので、できればお世話に来る人が固定化されている方が望ましいでしょう。これらのことを踏まえて、猫ちゃんにストレスがなるべくかからないお留守番をさせてあげてください。