鳴き声で猫の気持ちを知ろう|ペットとの距離を縮めたいVol.3

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ペットのネコちゃんと暮らしていると、ネコちゃんが鳴き声でさまざまなことを訴えていると感じる場面が出てくるでしょう。

 

ネコちゃんは、大切な飼い主さんに自分の気持ちを声で伝えています。ネコちゃんの気持ちをわかりたいなら、ネコちゃんの鳴き声による声の違いをチェックしましょう。

 

ネコちゃんの鳴き声で気持ちがわかれば、ネコちゃんと飼い主さんとの距離がもっと近づきますよ。

 

猫の鳴き声:ゴロゴロと喉を鳴らすのはなぜ?

ネコちゃんがゴロゴロとノドを鳴らす仕草は、飼い主さんなら1度は聞いたことがあるのでは?

ネコちゃんがノドをゴロゴロと鳴らすのには、どのような理由があるのでしょう?

 

ゴロゴロはリラックスしている証拠

ネコちゃんは、幸せを感じたりリラックスをしたりしているときに、ゴロゴロとノドを鳴らします。

 

飼い主さんの前でゴロゴロとノドを鳴らして鳴くのは、飼い主さんのそばにいられて嬉しい、幸せな状態を伝えているのです。

 

嬉しいときのネコちゃんのゴロゴロは中低音で鳴るのが特徴です。

 

コミュニケーションをとっている

母子のネコちゃんを飼っている飼い主さんなら、母ネコちゃんがゴロゴロとノドを鳴らす仕草を目にするでしょう。

 

母ネコちゃんが我が子にむかっておこなうゴロゴロは、コミュニケーションをはかっているからです。

 

また、それにこたえるように子ネコちゃんも生まれてしばらくすると、母ネコちゃんにむかって、ゴロゴロとノドを鳴らすようになります。

 

低めのゴロゴロはピンチのとき!

幸せ、リラックスしているときのネコちゃんのゴロゴロ音は中低音で聞こえてきます。

ネコちゃんがいつもより低めの音でゴロゴロとノドを鳴らしているときは、ピンチのときです。

 

  • ケンカから逃げたいとき
  • ケガをしているとき
  • 危険が迫っているとき
  • 診断をされているとき

 

ネコちゃんは自分がピンチになると、低い声でゴロゴロとノドを鳴らします。

 

高めのゴロゴロは要求

ネコちゃんは、高めの声でもゴロゴロと鳴くことがあります。ネコちゃんが高めにゴロゴロとノドを鳴らすのは、なにかを要求しているときです。

 

かすれた鳴き声の理由は

普段は可愛らしい鳴き声をだすネコちゃんがかすれた声で鳴いていると、飼い主さんは心配になってしまいますよね。

 

ネコちゃんがかすれた声で鳴く理由を解説します。

 

かすれた声は甘えんぼのサイン

ネコちゃんがかすれ声で泣く、口を開けているのに声が聞こえないなどの「サイレントニャー」のときは、甘えんぼのサイン。

 

飼い主さんに甘えているときに、かすれ声や音を出さない鳴き声を出すことがあります。

 

ネコちゃんが飼い主さんの顔を見ながら、かすれ声で鳴いていたら、甘えているんだなと理解してあげましょう。

 

くしゃみや鼻水がある場合は風邪の可能性も

ネコちゃんがかすれ声で鳴くときに、くしゃみや鼻水、目やになど他の症状があるときは注意が必要です。ネコちゃんが猫風邪にかかっている可能性があるのです。

 

室内で飼われてている家ネコちゃんが、猫風邪にかかるリスクは少ないといわれていますが、飼い主さんが外飼のネコちゃんと接触してウイルスを運んでいる可能性も。

 

ネコちゃんがかすれ声で鳴いていて鼻水や目やにがでているときは、動物病院に連れていきましょう。

猫がいつもと違う鳴き方をしていたら

ネコちゃんと暮らしている飼い主さんなら、ネコちゃんがいつもと違う鳴き声をしていたら、すぐに気づくでしょう。

 

普段と違う鳴き方をを聞くと、なにか病気が隠されているのかと心配になりますよね。

ネコちゃんがいつもと違う鳴き方をしたときに気にしておくべき症状を知っておきましょう。

 

発情期

発情期をむかえると、ネコちゃんはいつもと違う鳴き声を出すようになります。発情シーズンになると、ネコちゃんは交尾の相手を求めて、普段と違う独特の声を出すのです。

 

オスネコちゃんの場合は低めで太い声になり、メスネコちゃんの場合は、高めの声になる特徴があります。

 

ノドの炎症

ネコちゃんのノドに炎症が起きているときも、いつもと違う鳴き声になります。

ネコちゃんがノドに炎症を起こすのはどのような場合なのでしょう。

 

ネコちゃんは、鳴きすぎたとき、感染症にかかっているときにノドに炎症を起こします。

ネコちゃんがかすれて声が出ないときは、ノドの炎症を疑ってみましょう。

 

尿石症

ネコちゃんが排尿時にいつもと違って、辛そうに鳴いている場合は、尿石症の疑いがあります。

 

尿石症は、尿路に結石ができて障害を起こす病気。結石が膀胱や尿道を傷つけたり、尿道につまったりして、膀胱炎や尿道炎を引き起こします。

 

ネコちゃんがうずくまったり、苦しそうにしながらいつもと違う声で鳴いていたら、尿石症を疑ってみましょう。

 

猫は鳴き声で気持ちや症状を表現!思いを汲み取ってあげよう

ネコちゃんは鳴き声で自分の気持ちやいつもと違う症状など、さまざまなことを訴えています。

 

ネコちゃんとのコミュニケーションのなかてネコちゃんの鳴き声に耳をかたむけて、ネコちゃんが飼い主さんに伝えたいことを汲み取ってあげましょう。

 

ネコちゃんの鳴き声には、病気や不調が隠されていることも。動物病院に行った方がいいのか、様子見でいいのか迷ってしまいますよね。

 

ネコちゃんの鳴き声が心配なときは、獣医師監修のDEARPET無料相談をご活用くださいね。