ペットの健康は食べ物から!シニア猫の体に優しいキャットフード

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7才以降のシニア初期は、代謝の衰えと運動量低下に配慮したキャットフード選びが大切です。消化のしやすさはもちろんのこと、肥満を防止する総カロリーのコントロールも欠かせません。

 

また、10才以降のハイシニア期は、筋肉量の維持も重要課題。さらには腎臓ケアや尿路疾患の防止など、考慮すべきことがテンコ盛りです。品質の良いシニア猫用のキャットフードを選び、愛猫の健康をしっかり守りましょう。

ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉「健康ガード アクティブシニア」

「ヒルズ」はペットフードの歴史を1948年にスタートさせた、アメリカの老舗メーカーです。サイエンス・ダイエットが最初に発売されたのは1968年で、これまで世界86ヶ国で販売されてきました。

フードの特長

「免疫機能」「DNA修復」「エネルギーの生産」「タンパク質の代謝」をサポートし、猫の健康長寿を目指しています。

 

  • ビタミンEとCで免疫力アップ
  • 野菜・果物由来の抗酸化成分で脳機能を維持
  • オメガ3・オメガ6の必須脂肪酸で皮膚と被毛の健康促進

おすすめポイント

ヒルズのシニア猫用キャットフードは、老化が進むメカニズムを科学的に解析した、最先端の遺伝子栄養学を元に設計されています。適切な量のタンパク質とミネラルがシニア猫の骨と筋力を維持。いつまでも元気に動ける体づくりをサポートしてくれます。

 

原材料には消化が良くなる処理がされ、シニア猫の衰え始めた胃腸でもしっかり栄養成分が体に吸収される作り。シニア初期のネコちゃんはもちろん、ハイシニアにもおすすめのキャットフードです。

注意!

原材料には動物性タンパク質にチキンが使われています。チキンが体質に合わないネコちゃんは注意してください。

 

公式サイト:ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉健康ガード アクティブシニア

ピュリナ ワン「健康マルチケア 11歳以上」

「ピュリナ ワン」は食品メーカーネスレのキャットフード。しかしその前身ピュリナ社は、1904年に創業したアメリカの老舗飼料メーカーです。

フードの特長

このキャットフードは、11才を過ぎたハイシニア期の猫の体を守ることに注力しています。

 

  • 腎機能の低下に配慮したリン含有量の調節
  • 脳の健康維持のためのDHA・コリン・ビタミン類の配合
  • 消化をケアするプレバイオティクスとグルタミン

おすすめポイント

嗅覚の衰えから食欲が低下しやすいシニア猫に配慮した、2種類の動物性タンパク質を使用。チキンと魚の美味しそうなにおいが食欲をそそります。また、消化性に優れた原材料を選択し、胃腸の衰えにもしっかり配慮。

 

リンの含有量をしっかり制限しているため、腎機能の数値が乱れ始めたネコちゃんはもちろん、オシッコにも不安が出やすい高齢猫にも安心して食べさせられます。シニア猫のためにしっかり配慮されたキャットフードですが、比較的リーズナブルな価格は嬉しいポイント。派手さはありませんが、実はとても名品のキャットフードです。

注意!

原材料にチキンと小麦が使われていますので、これらの食材が体質に合わないネコちゃんは注意してください。

 

公式サイト:ピュリナ ワン 健康マルチケア11歳以上

ニュートロ「ワイルドレシピ・エイジングケア」

「ニュートロ」は1926年からペットフードを製造している、アメリカの老舗ブランド。主原料100%自然素材にこだわっています。

フードの特長

このキャットフードは穀物不使用のグレインフリーです。本来肉食である猫が年をとっても本能に目覚めるよう、肉類を多く使った高タンパクに作られています。

 

  • 肉類が原材料の先頭にくるミートファースト仕様
  • シニア猫の食欲をそそるチキンとサーモンの組み合わせ
  • 穀物の代わりにエンドウマメとポテトを使用

おすすめポイント

猫が好んで食べるチキンやサーモンなど、肉類をたっぷり配合しています。食欲が低下しがちなシニア猫も食いつき抜群!また、穀物が原材料に含まれていないため、シニア猫の衰え始めた胃腸に負担をかけることなく消化が可能です。

 

小動物を捕獲して食べていた野生時代の本能をかきたてる食事が、シニア猫を若返らせてくれるかもしれません。粒は小さくありませんが、しっかり噛まなければ食べられない大きさが、かえって猫の食欲をそそるキャットフードです。

注意!

原材料に肉類が多く使われているため、タンパク質の含有量は42%以上とかなり高め。ハイシニア猫に与える際は腎臓の数値に注意してください。

 

公式サイト:ニュートロ ワイルドレシピ・エイジングケア

まとめ

この記事でご紹介したキャットフードは、シニア猫に最適な栄養バランスと嗜好性の高さを重視して選びました。ぜひ大切な愛猫のキャットフード選びの参考にしてくださいね!

シニア猫についてのご相談は、気軽に「DEER PET ペットのお悩み無料相談窓口」をご利用下さい。獣医師、動物看護師などの専門家がアドバイスさせていただきます。