近年、猫の人気は増加傾向にあります。
そのため、この記事を読んでいる方の中で既に猫を飼っている、または猫を飼いたいという方も多いかもしれません。
そこで今回は、2021年の締めくくりとして猫の人気ランキングをご紹介いたします。
どういった猫が人気なのでしょうか。
これから猫を飼いたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、既に猫を飼っている方も、愛猫の種類が何位にランクインしているのか、見てみましょう。
目次
人気ランキング20位~11位
まずは、人気ランキング20位から11位までを見ていきたいと思います。
20位以内にはどういった種類の猫がランクインしたのでしょうか。
20位 日本猫
20位は、日本猫です。
古くから日本で生活してきた日本猫という種類がありますが、品種としては雑種に属します。
血統として認められてはいないものの、総合した名称として日本猫といわれているのです。
その中でも、「ジャパニーズ・ボブテイル」という種類は、日本猫に類する種類として認知されています。
19位 エキゾチック
エキゾチックが19位です。
エキゾチックは、顔立ちに愛嬌があり、目が丸くて短い鼻が潰れているように見えるのが特徴です。
祖先はペルシャ猫であり、ペルシャ猫の毛が短くなったタイプでもあります。
被毛が滑らかで、お手入れも手軽です。
18位 アメリカン・カール
18位には、アメリカン・カールがランクインしています。
アメリカン・カールは、くるんと巻いた耳がキュートな猫です。
優性遺伝であり、全ての猫の耳がカールするわけではありませんが、アメリカン・カールのうち半数ほどの個体が、くるりとカールした耳を持っています。
17位 ペルシャ
ふさふさとした毛が印象的なペルシャが17位です。
歴史が古く、1871年には世界初のキャットショーに出場していた種類でもあります。
丸みを帯びた体格をしていて、豊かな毛色が魅力です。
毛の美しさをキープするための日々のブラッシングが重要です。
16位 ソマリ
16位にはソマリが入っています。ソマリは、アビシニアンの長毛種です。
アビシニアンから時折誕生していた長毛タイプが猫の種類として認められ、「ソマリ」と呼ばれるようになりました。
15位 ペルシャ(チンチラ)
チンチラペルシャが15位です。
チンチラペルシャは、ペルシャ猫の一種です。
チンチラシルバー、もしくはチンチラゴールデンなどの特定の毛色をしているものを指します。
14位 エキゾチック・ショートヘア
14位は、顔立ちがキュートなエキゾチック・ショートヘアです。
丸い目をしていて、鼻が短くて少しぺちゃっとして見える点が魅力です。
ペルシャ猫とアメリカン・ショートヘアなどが組み合わさった猫であり、ペルシャよりも毛が短くなったタイプになります。
被毛は滑らかで、ペルシャ猫のように毛がもつれることがないでしょう。
13位 ラガマフィン
比較的新種である猫、ラガマフィンが13位となっています。
体が大きく、性格はのんびりとしている点が特徴です。
祖先はラグドールであり、ペルシャやヒマラヤンが掛け合わさったものです。
割と新しいタイプの猫であり、世界最大の愛猫協会であるCFAには新種として認められています。
12位 ロシアンブルー
12位には、ロシアンブルーがランクインしています。
美しい毛色と瞳を持っている猫です。
細身のしなやかな体を持ち、優雅に歩く姿はクールに見えます。
ロシアンブルーはそんな見た目とは反対に、犬のような性格ともいわれています。
11位 メイン・クーン
11位には、純血種でも最大となるメイン・クーンが入りました。
体が大きい点が特徴で、「ジェントルジャイアント」と呼ばれています。
世界最大の猫として認定されたのは、イギリスにいたルドというメイン・クーンだったといいます。
大らかな性格をしていて、環境にも順応しやすい点が人気のポイントです。
ベストテン!10位~1位の人気猫は?
続いては、人気の猫ベストテンを見ていきましょう。
どういった種類の猫がベストテンにランクインしているのか、ご紹介します。
10位 サイベリアン
ロシア原産のサイベリアンが10位です。
サイベリアンとは、シベリアという意味があります。
極寒のシベリアで育った猫ですので、被毛が大変に豊かです。
ゆっくりと成長していくため、大人になるまでに5年を要するとされています。
9位 ベンガル
9位は、ヒョウ柄の被毛を持つベンガルです。
ヒョウ柄ということもありワイルドに見えますが、人懐っこい性格をしています。
遊ぶことが大好きであり、運動量も多いことが特徴です。
上下運動のためにキャットタワーを置くなど、飼育スペースをしっかりと確保しなければいけません。
8位 ミヌエット
8位は、日本ではまだあまり見られないミヌエットです。
ミヌエットは、ペルシャ系の猫とマンチカンが掛け合わされた種類の猫です。
1990年代に誕生したため、比較的新しい種類となっています。
もともとはナポレオンと呼ばれていましたが、それは不敬だとして2015年にミヌエットの名に変更されました。
7位 ラグドール
7位は、ぬいぐるみという意味を持つラグドールです。
大型種であり、4年ほどで成長します。
穏やかな猫であり、少しだけ鈍いところもあるかもしれません。
抱っこをされることを好み、大人しい性格の猫が多い点が特徴です。
6位 ブリティッシュ・ショートヘア
6位はイギリス猫の代表ともいえる、ブリティッシュ・ショートヘアです。
ブリティッシュ・ショートヘアは、アニメ「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫のモデルになりました。
体つきがどっしりとしていて、性格も落ち着いています。
代表的な色はブルーであり、ブリティッシュ・ブルーとも呼ばれています。
5位 ノルウェージャン・フォレスト・キャット
5位にはノルウェージャン・フォレスト・キャットがランクインしました。
毛並みがふわふわとボリューミーであり、大きな体が魅力です。
ノルウェーが原産であり、森林地域に生息していました。
また、神話に出てくる猫のモデルにもなっています。
4位 アメリカン・ショートヘア
4位は、高い人気を誇るアメリカン・ショートヘアです。
アメショとも呼ばれるこの猫は、銀と黒の縞模様をしています。
毛色のバリエーションは、80種類以上あります。
多くの個体が明るくて好奇心旺盛であり、運動量も豊富であることが特徴です。
3位 混血猫
3位に入ったのは、混血猫です。
混血猫は、2種類以上の猫種から生まれた純血種ではない猫を指します。
平均寿命が他と比べて長く、身体が丈夫であることも魅力といえるでしょう。
2位 マンチカン
短い脚がキュートなマンチカンが2位になっています。
マンチカンの脚の長さは、成猫でも10センチほどです。
脚が短いタイプだけでなく長い脚や中足タイプもいます。
『猫界のダックスフンド』とも呼ばれています。
1位 スコティッシュ・フォールド
堂々の人気1位に輝いた猫は、スコティッシュ・フォールドです。
スコティッシュ・フォールドは、耳が折れている点が特徴であり、最大の魅力といえるでしょう。
なお、スコティッシュ・フォールドの耳が折れる確率は、30%程とされています。
そのため、立ち耳のタイプも存在しています。
まとめ
今回は2021年の総まとめとして、人気の猫をランキング形式でご紹介いたしました。
これから猫を飼おうとしている方は、好みの特徴やバックボーンを持つ猫を飼ってみてはいかがでしょうか?
また、既に猫を飼っている方は、愛猫のランキング順位を楽しんでいただけたら幸いです。
今年も終盤に近づいてきましたが、ペットとの1年を振り返って思い出を整理してみるのも良いかもしれません。
来年も大切な愛猫と共に、素敵な1年を過ごしてください!