猫にもお正月気分を!猫用お節料理をご紹介

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もうすぐお正月ですが、お正月といえば、お雑煮やお節料理を食べる方は多いでしょう。

実は、猫にも、猫用お節料理があることをご存知でしたか?

 

日々様々な進化を遂げるペットフードですが、ついにお節料理まで登場したのです。

今回は、この時期にぴったりな、猫用お節料理についてご紹介していきます。

是非お正月は、ご自宅の愛猫と一緒に素敵なお節料理で新年を迎えてみてください。

 

人間のお節料理をあげるのは厳禁!

 

猫を飼っている方の多くは知っているかと思いますが、猫に人間の食べ物を与えてはいけません。

 

そのため、お節料理も人間用のものは与えてはいけないのです。

ここでは、なぜ人間用のお節料理を猫に与えてはいけないのかについて、詳しく見ていきましょう。

愛猫の健康のために是非覚えておいてほしい内容が盛りだくさんです。

 

塩分が強い

自分が食べている時にはあまり意識はしないかもしれませんが、人間が食べる料理には塩分が多く入っています。

 

人間にとっては害のない量でも、猫にとっては有害となり得る量なのです。

猫は元々、泌尿器系の病気になりやすいため、塩分の取りすぎは病気を誘発したり病気の進行を早めたりしてしまいます。

 

また、塩分の影響で嘔吐しやすくもなります。

そのため、人間の料理をあげるなどして猫に不必要な塩分は与えないようにしましょう。

 

添加物が多い

お節料理は、保存が効くように添加物が含まれていることがあります。

 

塩分と同じく、人間には無害な量の添加物だとしても、猫にとっては有害です。

消化しきれない添加物は猫の健康に悪影響をもたらすため、注意しましょう。

 

食べられないものが入っている

猫には、食べられないものが多くあります。

 

例えば、玉ねぎやネギ、イカ、乳製品といったものは少量であっても食べてはいけません。

これらのものは、即座に身体に悪影響を及ぼしてしまうもので、最悪猫を死に至らしめてしまいます。

 

人間用のご飯には、お節料理に限らず上記の材料が含まれている可能性があるため、猫には猫専用のご飯を用意しましょう。

 

あげるなら猫用お節料理

 

先ほどもご説明した通り、猫に人間用のお節料理を食べさせることは避けなければいけません。

そのため、猫には猫専用のお節料理をあげましょう。

 

ここでは、猫用お節料理をどのようにして用意すればよいのかをご紹介していきます。

お正月に一緒にお節料理を食べたいとお考えの方は、是非参考にしてみてください。

 

どこで買うの?

猫用お節料理は、ペットショップやインターネットショッピングで購入することができます。

特にインターネット上のショップのお節料理は種類が豊富で、人間用お節料理も顔負けのものも販売されています。

 

もちろん猫用に作られているので、味付けや添加物を心配する必要はありません。

人気のものはすぐに売り切れてしまうので、早めに注文しましょう。

ペットショップで購入する場合も、注文販売である場合が多いので、早めに注文を検討してください。

 

いつまで注文できる?

注文期間は店舗により差はありますが、12月中旬程度までには注文を締め切る場合がほとんどです。

そして、実際に商品が届くのは12月末になります。

 

また、ペットショップに買いに行った場合は直接受け取れる場合もあります。

 

どうやって与える?

ほとんどの商品は冷凍で届くため、まずは冷蔵庫で自然解凍します。

自然解凍をしたのち、少し温めてから与えてください。

 

温めすぎると熱くなってしまうので、与える前には必ず温度確認をしましょう。

人肌程度の温度にしておくのがベストです。

 

手作り猫用お節料理にチャレンジしてみよう

 

お店で注文できるお節料理についてご紹介しましたが、猫用のお節料理は自分で作ることもできます。

好物をふんだんに使ったお節料理を作ってあげれば、きっと愛猫も喜んでくれます。

 

猫用お節料理を手作りする場合には、猫に与えてはいけないものを入れないように、十分注意しましょう。

ここでは、猫用手作りお節料理についてご紹介していきます。

 

材料

猫用お節料理でおすすめの食材は、お肉、タラ、タイ、わかさぎ、たまご、人参、さつまいも、ブロッコリー、大根、鰹節などが挙げられます。

 

猫は肉食動物のため、基本的には野菜を摂取する必要はありませんが、上記で挙げた野菜は摂取しても問題ないものです。

 

魚はマグロやカツオ、白身魚は食べられますが、青魚やイカやタコ、甲殻類、貝類は食べられません。

そのため、人間のお節料理の定番であるエビやあわびなどをうっかり与えないように気をつけてください。

 

調理方法

新鮮なものであれば生食でも問題ありませんが、基本的には火を通してあげた方が無難です。

そのため、全ての食材を茹でてあげることをおすすめします。

 

味付けは必要ないので、茹でた後に人肌温度まで冷ましたら与えましょう。

鶏肉と人参、鮭とキャベツのように、肉や魚と野菜を混ぜてあげると猫はとても喜びます。

お節料理ですから、彩もよく考えてあげると良いでしょう。

 

おすすめメニュー3選

いざ猫用お節料理を作ってみようとしても、どんなメニューにしようか悩む方もいるでしょう。

 

ここでは、猫用お節料理のおすすめメニューの作り方を3つご紹介します。

作る際の参考にしてみてください。

 

1.なます

大根と人参を千切りにして茹でます。

しんなりしてきたらオリーブオイルを少量かけてなじませます。

味付けはせず、そのまま与えてください。

 

2.ささみ入り卵焼き

たまご2つをといておきます。

そこへ茹でた鶏ささみ肉をほぐして少量混ぜます。

ささみの入った卵で卵焼きをつくり、巻きすで形を整えましょう。

 

3.かまぼこ

タラを1匹用意してください。

水気をよく取り、フードプロセッサーですり身にし、卵白1つ分を加えてなめらかにしていきます。

棒状に形を整えたら、蒸し器で15分程度蒸します。

食べやすい形にカットしたら完成です。

 

まとめ:猫にもお正月気分を味わわせてあげよう

今回は、猫用のお節料理についてご紹介しました。

 

お正月は、愛猫と一緒にお節料理で新年を迎えませんか?

もしインターネットで猫用お節料理を購入する場合には、早めに注文することをおすすめします。

 

来年も皆様にとって素晴らしい1年になることをお祈りしています。

それでは、良いお年をお迎えください。