愛犬用のベッドの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

犬用のベッドにはたくさんの種類があり、寝床としてだけではなく、寒い冬の防寒対策として使うこともできます。

 

そこで今回は、そんな犬用ベッドについてご紹介します。

まだ導入していない方は、これをきっかけに是非検討してみてください。

 

犬用ベッドのメリット

 

犬は普段ソファーや絨毯で寝ているからベッドはいらない、と思う方も多いかもしれません。

犬用ベッドを導入することは多くのメリットがあります。

 

ここではベッドを導入するメリットを1つずつご説明していきます。

是非参考にしてみてください。

 

安心感を与える

犬は、自分のテリトリーがあると安心する生き物です。

家族が過ごすリビングのソファーでくつろいでいる犬もたくさんいますが、「家族といる場所」と「自分だけの場所」ではリラックス具合が変わってきます。

 

犬自身が安心できる自分だけの場所としてベッドを置いてあげることで、愛犬の心をより落ちつかせ、ストレス緩和の効果があります。

 

個体差はありますが、犬は1日の大半を寝て過ごすことが多いです。

 

そのため、犬用ベッドで休んでいたら、むやみに手を出そうとせずにゆっくりさせてあげましょう。

飼い主が大好きな犬でも、誰にも邪魔されずゆっくりする時間は必要なのです。

 

防寒になる

ベッドは防寒に役立ちます。

室内で飼っていても、冬の夜は寒いです。

そこで暖かな素材のベッドを与えてあげることで、防寒対策になります。

 

特にシングルコートや毛がないタイプの犬にとっては、冬の必須アイテムとなるでしょう。

寒いからといって暖房をつけたまま夜を過ごすと、火傷の危険性や電気代などの費用がかかってしまうという問題があります。

 

そのため、ベッドを置いてあげることで、そういったリスクも回避することができるのでおすすめです。

 

暑さ対策にも効果的

犬用のベッドは寒さ対策だけでなく、素材によっては暑さ対策になることもあります。

 

ジェルやアルミ、ござなど冷感素材でつくられているベッドが販売されています。

季節ごとに冬用と夏用でベッドを交換してあげることで、より快適に過ごすことができるでしょう。

 

犬用ベッドにはどんなものがあるの？

 

犬用ベッドにはさまざまな種類があることは冒頭でもお伝えしましたが、実際にどんなものがあるかご存知でない方もいるでしょう。

 

ここでは、犬用ベッドの種類についてご紹介していきます。

あなたの愛犬にとってぴったりのベッドを探してみてください。

 

クッション型

一番ポピュラーなベッドが、クッション型です。

手軽に置けるだけでなく、部屋のインテリアにも馴染みやすいことが特徴です。

 

また、ふかふかしているものを選んであげるとリラックスして眠れると思いがちですが、犬種などによってはかえって身体に負担になってしまうこともあります。

使用している愛犬の様子を確認しつつ、最適なものを選びましょう。

 

ドーム型

天井まで覆われているドーム型のベッドもあります。

とてもかわいらしいデザインのものが多く、選ぶのも楽しくなるでしょう。

部屋が明るくても一定の暗さが保てるため、クッション型よりも落ちついて眠れる可能性があります。

 

また、折りたたむことができるタイプのものが多く、使わないときは畳んで収納しておけるので非常に便利です。

 

しかし、小型犬用のサイズが多く販売されており、大型犬用は少ない傾向にあるので注意しましょう。

 

ハンモックタイプ

珍しいタイプとして、ハンモック型のベッドが挙げられます。

ゆらゆら揺れるので、先にあげた2点に比べると犬によって好みが分かれてしまいますが、心地よい揺れがあった方が安心して眠れる場合もあります。

アウトドアに持っていって、飼い主と共に自然の中でゆったりするのも良いかもしれません。

 

また、サブベッドとして導入するのもおすすめです。

 

ベッド選びの注意点

 

犬用ベッドでどれを選ぶべきか悩む方もいるでしょう。

せっかく犬のためにベッドを導入しても、選び方を間違えると犬の負担になってしまうこともあります。

 

ここでは、ベッドを選ぶ際に注意するべき点を1つずつご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。

 

大きさ

ベッドにはいろいろな大きさがあります。

 

そのため、必ず愛犬に合ったサイズであることを確認してから購入しましょう。

目安としては、横になったときに身体がすっぽり入るくらいの大きさがベストです。

 

形

ベッドには、身体がすっぽり入るドーム型、顎をふちに乗せられる丸型などさまざまな形があります。

ドーム型のメリットは先ほどご紹介した通りですが、顎がふちに乗る丸型ベッドは、枕を使っているかのように楽に寝ることができます。

 

そのため、高齢の犬や身体の大きな犬には丸型がおすすめです。

 

洗濯ができる

ベッドが洗濯できるかどうかも重要なポイントです。

 

丸洗いができるものや型崩れ防止のために洗濯ができないものなど、ベッドによって洗濯の可不可が異なります。

 

犬はテリトリーを清潔に保っておきたい動物なので、ベッドも洗濯して清潔できるものを選ぶことがおすすめです。

ベッドの種類によって洗濯方法が違うため、ベッドの説明書などを確認してから洗濯しましょう。

 

また、クッション型のものは分厚く、一度洗濯すると乾くまでに時間がかかってしまうので、洗い替え用のベッドも持っておくと安心です。

 

まとめ：冬を暖かく過ごさせてあげよう！

飼い主と犬が別室で寝ている場合、犬が寝ている際には暖房をつけていないというご家庭もあるのではないでしょうか。

 

冬の夜は家の中といえど、だいぶ冷え込むことが考えられます。

 

そのため、犬用ベッドを導入して、愛犬に暖かな夜を過ごさせてあげましょう。

 

防寒目的でのベッド選びは素材が大切であるため、暖かな素材でつくられているものを選ぶことをおすすめします。

 

また、犬用の服や犬専用の暖房器具と併用しても良いかもしれません。

愛犬に長く健康でいてもらうためにも、寒さ対策はしっかりとしていきましょう。