寒い季節である冬が近づいてくると、愛犬の散歩が億劫に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

実は、人間だけでなく犬も寒さを感じる場合があります。

そんな時は、愛犬にも服を着せてあげましょう。

 

近年では犬用の服が増えてきたため、人間だけでなく犬もおしゃれを楽しんでいます。

まだ愛犬に服を着せたことがないという方は、一度愛犬をかわいく着飾ってみませんか？

 

今回は、寒い冬にぴったりのおすすめの犬用の服をご紹介していきます。

 

犬の服の選び方

 

犬服が多く流通されている現代では、さまざまなデザインやカラーなど、種類が豊富にあります。

ここでは、犬の服の選び方のポイントについて見ていきます。

 

見栄えだけでなく、素材やサイズなど、多くの中から愛犬にとってベストのものを選びましょう。

愛犬の服選びに失敗しないためにも、是非参考にしてみてください。

 

サイズ

店によっても多少異なりますが、服のサイズはSSサイズからLLサイズまで多くの種類があります。

サイズ表をよく確認して、愛犬の体に合ったサイズかをよく確認しましょう。

 

インターネット上の店舗だけでなく実店舗の場合でも、犬が試着をすることは難しいことが多いため、事前に愛犬のサイズを測ってから購入することが大切です。

測る場所は、体長・胴回り・首回りです。

 

また、毛がふわふわしている犬種は、毛をある程度押さえた状態でサイズを測ります。

なぜなら、毛に沿って測ってしまうと、服を着たときに体よりも大きいサイズになってしまい、服が緩くなる可能性が高いからです。

 

服が適切なサイズでないと動きにくく、場合によってはストレスに感じることがあるため、被毛が厚い犬種の場合には毛が少しつぶれる程度にして測るようにしましょう。

 

生地

犬服はさまざまな生地でつくられています。

一番多いのは、スムースニット製の服です。

伸縮性が高く犬に着せるのが楽であるため、1年を通して人気があります。

 

冬服の場合は、ダンボールニットや裏起毛ニットなどでつくられているものが多いです。

これらの生地は保温性に優れているため、冬服として採用される傾向にありますが、伸縮性に欠けることから着せる際に少し大変かもしれません。

 

服が好きな犬にはそういった生地の服でも問題ありませんが、着せることが難しい犬は保温性よりも伸縮性を重視して服を選ぶと良いでしょう。

 

洗いやすいかどうか

犬服も、人間の服と同様にこまめに洗濯をしましょう。

犬は清潔を好む動物です。

 

外遊びや食事などで汚れてしまった時には、そのまま着せ続けることなく洗う必要があります。

そのため、装飾があまりに多い服や洗濯しづらい生地のものを選んでしまうと大変です。

 

そういった生地の服は特別な日のために用意し、普段使いの服は洗いやすい生地のものを選びましょう。

 

犬におすすめの冬服3選

 

冬におすすめしたい犬服は以下の3つ。

 

1. タートルニット

2. セーター

3. フリース

ここでは、おすすめの冬の犬服をご紹介していきます。

 

タートルニット

首もとまですっぽり入るタートルニットは、冬服の定番アイテムです。

特に首が細い小型犬によく似合います。

 

ニットのため伸縮性があって着せやすいですが、首まで覆われることを嫌がる犬もいます。

愛犬が嫌がるようであれば、他の形の服に変更しましょう。

 

セーター

セーターは犬用の冬服として人気があります。

手編みで作る飼い主も多く、さまざまなデザインのものを楽しめます。

 

飼い主とお揃いにして、親子コーディネートのようにされる方もいるようです。

お揃いのセーターで街へ繰り出せば、注目の的になること間違いなしです。

 

フリース

冬の定番素材フリースも大人気です。

暖かいのに軽く、洗濯もしやすいので手軽に冬服を楽しむことができます。

 

ベスト型になっているものが大半で、着せやすいのも良いところでしょう。

服が苦手な犬にも向いています。

 

冬に犬に服を着せるメリット

 

愛犬が服を着ることのメリットはたくさんあります。

特に寒い冬は、人間と同じく防寒対策として効果を発揮してくれるので、とてもおすすめです。

ここでは、犬に服を着せるメリットについてご紹介していきます。

 

保温効果

犬服には、人間の服と同様に保温効果があるため、防寒対策をすることができます

特にブルドッグやピンシャーなど、体毛が少ない犬種にとって寒さは大敵です。

そのため、冬には体毛のかわりに愛犬に服を着せたり、部屋を暖めたりして、身体を暖めてあげることが大切です。

 

しかし、犬には必ずしも冬服が必要というわけではありません。

シベリアンハスキーのように体毛がしっかりあって寒さに強い犬種の場合は、体毛だけで身体を暖めることができるので無理に服を着せる必要はありません。

 

むしろ、服を着ることによって熱がこもりすぎてしまい、体調を崩してしまう事態も考えられるでしょう。

愛犬に服を着せるときは、その服が愛犬に適しているかどうかを把握したうえで着せるようにしましょう。

 

保湿効果

冬は乾燥する時期であるため、人間と同様に犬の肌も乾燥してしまいます。

肌の弱い犬はかゆみを引き起こしてしまう可能性があるので、服を着せて保湿してあげることをおすすめします。

 

また、服を着ていることで、かゆい部分を搔いてしまうことを防ぐこともできます。

 

しかし、保湿になるからといって長い時間着せたままだと肌が蒸れてしまい、そのせいで余計にかゆくなってしまうことがあります。

犬に服を着せる時は、長時間着せたままにしておくことがないように注意しましょう。

 

抜け毛防止

ほとんどの犬は年に2回、換毛期と呼ばれる毛の生えかわり時期があります。

冬が近づくと寒さに備えて、換毛期になるため、犬種によっては大量の抜け毛が発生してしまうことがあるのです。

 

抜け毛はブラッシングを行うことが最良の対策として挙げられますが、実は服を着ることでも、抜け毛が床に落ちることを防ぐことができます。

そのため、旅行先や友人宅へのマナーとして、犬服を活用している飼い主も多いのです。

 

上手に服を選んで愛犬に快適な冬を過ごさせてあげよう

犬用の服には暖かく過ごせるなど、さまざまなメリットがあります。

 

多くの種類があり選ぶことが難しいですが、服選びで最も大切なことは、その服が犬にとって最適であることです。

 

サイズ、形、素材のどれをとっても、愛犬にベストのものを選んであげましょう。

この記事を参考に、寒くて少し億劫だった冬のお散歩も、愛犬とおしゃれして楽しめるようになれば幸いです。