ペットの猫ちゃん達は、内蔵・骨・筋肉・血液など、体を構成するすべてが飼い主さんの選んだ食べ物で作られています。だからこそ、キャットフードにはこだわりたいのに、たくさんの製品の中からどれを選べばいいか迷うこともありますよね。
この記事では、令和3年上半期にたくさんの飼い主さんから支持された、キャットフードを厳選して3種類ご紹介しています。大切な愛猫の健康を守るためにも、ぜひ最適なキャットフードを選ぶ参考にしてくださいね!
目次
ピュリナ ワン「室内飼い猫用 インドアキャット」
対象となる猫 | 1才以上の室内飼い猫 |
原産国 | オーストラリア |
味のバリエーション | チキン/サーモン&ツナ |
肉類の主原料 | チキン/サーモン・ツナ |
使われている穀物 | 小麦、米、大麦 |
室内で飼われている猫の活動量や運動量を考慮して作られたキャットフードです。タンパク質の含有量は34%と、健康な成猫にちょうど良いライン。
ピュリナワンの別ライン「美味を求める成猫用 」よりカロリーは約6%少なく、体重管理をしたいネコちゃんにもおすすめのキャットフードです。
このキャットフードの特長
- 合成着色料・香料無添加
- 天然オリゴ糖が腸内の善玉菌に働きかけ、臭いの少ない健康的な便をサポート
- 天然の食物繊維がお腹にたまった毛玉を便と一緒に排出し、ヘアボールの吐き出しを軽減
- 400gずつの分包で新鮮さをキープしやすい
2021年3月にリニューアルされる前は、タンパク質の含有量が40%以上でした。現在は34%に調整され、室内飼育猫の体重管理がしやすい成分設計に変更されています。
食いつきに関する飼い主さん達の声は、おおむね高評価。しかし愛猫が味にうるさいタイプの場合は、「美味を求める成猫用 」も選択肢に入れて試してみると、ベストな選択ができそうです。
ニュートロ「ナチュラルチョイス 穀物フリー」
対象となる猫 | 1才以上の穀物が苦手な猫 |
原産国 | アメリカ |
バリエーション | チキン/ダック/サーモン |
肉類の主原料 | チキン(肉)/ダック(肉)/サーモン(すり身) |
使われている穀物 | 穀物不使用 |
穀物が体質に合わない、あるいは穀物に食物アレルギーのある猫のための、グレインフリー(穀物不使用)仕様です。肉類の主原料は「チキン」「ダック」「サーモン」と、猫が食いつきやすい3種類。好き嫌いが多いネコちゃんも、好み味が見つけやすいキャットフードです。
このキャットフードの特長
- 原料の品質・均一性・安全性へのこだわりが強く、自然素材を中心に使用
- バランスの良い食物繊維の組み合わせで、腸内環境をしっかりサポート
- 肉類が第一主原料の配合で嗜好性が抜群
- 穀物の代わりに高品質のジャガイモやエンドウマメを使用
グレインフリー(穀物不使用)のキャットフードは、タンパク質含有量が高過ぎるイメージのある飼い主さんもいます。しかし「ナチュラルチョイス」シリーズのグレインフリーは、タンパク質33%以上と程よい含有量が魅力。代謝エネルギーも380kcal/100gと、成猫の主食として使いやすいキャットフードです。
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット「腸内バイオーム」
対象となる猫 | 消化器に不調のある猫 |
原産国 | チェコ |
バリエーション | なし |
肉類の主原料 | チキン、ターキー |
使われている穀物 | 米、トウモロコシ、小麦 |
お腹の調子を崩しやすい猫や、恒常的に便の状態がよくない猫のための特別療法食です。腸内環境を整える効果が高く、最短24時間で良好な状態の糞を規則的に排便させる即効性が科学的に証明されています。
このキャットフードの特長
- ヒルズ独自のアクティブバイオーム⁺テクノロジーにより、猫独自の腸内細菌叢(そう)を速やかに活性化して良好な状態へと改善
- 水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を猫の体に最適なバランスで配合
- オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)の含有量が他のヒルズ・キャットフードと比較して2.1倍
- 食欲が低下しがちな不調の猫にも好まれやすい嗜好性
軟便続きで体重が増えにくい猫にも、高い効果を発揮するキャットフードです。腸内環境が改善すると、便の状態が良くなるのはもちろん、免疫力の向上や体力維持にもつながります。お腹が緩みやすいネコちゃんの飼い主さんに、ぜひ試してほしいキャットフードです。
まとめ
愛猫の健康を考えたキャットフードは、探せば探すほどいろいろな情報を目にすることになり、そのせいでかえって迷うことになるかもしれません。
「猫は穀物を消化できない」
「グレインフリーはタンパク質の含有量が高すぎて腎臓に悪い」
こういったほんの一部の情報で判断してしまうのは早計。穀物使用と穀物不使用にはどちらにもメリットとデメリットがあり、単純にどちらが良い悪いというものではないからです。
愛猫のキャットフード選びに迷ったら、気軽に「DEER PET ペットのお悩み無料相談窓口」をご利用下さい。獣医師、動物看護師などの専門家がアドバイスし、最適なキャットフード選びのお手伝いをさせていただきます。