猫を飼うのにペット保険は必要?入るメリット・デメリットを紹介

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近年、ペット市場はどんどん拡大し、犬や猫を飼う家庭は日本全体の3~4割程度にもなると言われています。

 

中でも猫の需要が増えており、家で飼うだけでなく、猫カフェのような気軽に猫と触れ合える施設も老若男女を問わず大人気です。

 

そんな猫たちですが、実は飼う際に保険に加入できることをご存知でしょうか。

ペットたちも人間と同じように保険に加入して、怪我や病気に備える必要があるのです。

 

そこで今回は、ペット保険の概要や加入するメリット・デメリットについてご紹介いたします。

まだペット保険に加入していない、もしくは現在加入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

ペット保険とは?

 

ペット保険とは、どのような保険なのでしょうか。

ペット保険は人間でいう健康保険のようなもので、動物病院にかかった際に医療費の一部を保険会社に負担してもらうというものです。

 

保険会社が負担する割合は、保険会社や加入するプランによって異なりますが、5割または7割負担のどちらかを選択することが一般的です。

ペット保険を扱う会社は、人間の生命保険も取り扱っている大手企業からペット保険専門の会社まで、さまざまです。

 

加入を希望する際は、インターネットから手軽に行えることが多いので、本記事を読み終わったあとすぐにでも加入手続きを進めることができます。

 

しかし、あくまでも怪我や病気の治療に適応している保険のため、例えばフィラリア予防や狂犬病などの予防接種、定期健診といった医療行為は、補償の対象外となっているので注意してください。

 

猫用のペット保険はある?

 

猫専用のペット保険は、数多く存在しています。

月額料金が500円程度から3,000円以上のものまで多岐にわたり、同じ条件であれば犬よりも保険料が安くなるケースも多いです。

 

また、同じ内容でも猫の年齢によって、料金が増減します。

基本的には掛け金と比例して補償内容が充実しており、通院のみの補償から、入院や手術まで補償してくれるものまであります。

 

補償の割合は、予算に合わせて5~10割の中から好きなものを選びましょう。

そのため、加入する場合はどの程度の補償を希望するかを、入念に検討することをおすすめします。

現在は、医療の発達に伴い高度な医療を受けることができるため、通院のみの補償よりは、入院・手術にも対応している保険に入っておいた方が安心と言えるでしょう。

 

また、7歳あたりから新規加入が難しくなるため、加入の検討は早めに行いましょう。

ここからは、人気の猫用ペット保険を3つご紹介いたします。

 

人気の猫用ペット保険① FPC

保険会社FPCがお届けするペット保険です。

料金がリーズナブルな点が、人気の理由となっています。

 

人気のプランは、補償の割合が50%で月額1,590円からのプランです。

月額1,950円で、補償の割合を70%に引き上げることも可能です。

通院補償の1日の限度額は12,500円、年間の限度日数は30日となっています。

 

また、入院は1回あたり125,000円までで、年間3回まで補償されます。

 

人気の猫用ペット保険② SBIいきいき少額短期保険

SBIホールディングスのグループ会社が扱うペット保険です。

こちらは4つのプランから選ぶことができ、契約者が自己負担をしなければならない「免責金額」の設定が付いているプランもあります。

 

補償額50%であり、免責金額5,000円のプランの場合は保険料が月額550円からと、かなりお得になっています。

 

また、通院・入院の両方に対応しているため、大きな出費がかさんだときにだけ補償が欲しいという方におすすめです。

仮に免責金額を設定しない場合は、補償額50%のプランで月額1,400円から、補償額70%のプランで月額1,960円からと、こちらもお得な料金が魅力的です。

 

他にも、加入者特典として24時間無料で獣医師に電話相談できるという特徴もあります。

いざという時にプロの助言がもらえるのは、嬉しいポイントです。

 

人気の猫用ペット保険③ アニコム どうぶつ健保 ふぁみりい

損害保険会社アニコムが提供するペット保険です。

ペット保険業界では最大手であり、猫の購入と同時にペットショップの紹介で加入する方も多いのではないでしょうか。

 

大手ならではの安心感と手厚い補償で、人気を集めています。

ペット保険の多くが、一旦飼い主が料金を立て替えて後日料金が振り込まれるシステムであるのに対し、アニコムでは保険証を動物病院の受付に提示することで、その場で保険が適応された料金のみの支払いで済ませることが可能です。

 

他には、無料健康診断のサービスもあります。

料金は補償額70%で、月額3,330円からです。

 

猫のペット保険に入るメリット・デメリット

 

猫用のペット保険に入るメリットやデメリットは、あるのでしょうか?

保険であるため、医療費の負担が軽減されるというメリットはありますが、加入する前にそれ以外のメリットやデメリットを知っておくと安心です。

ここからは、ペット保険のメリット・デメリットについて解説していきます。

 

医療費が軽減できる

まずは、メリットについてご紹介していきましょう。

ペット保険に入る最大の目的にして最大のメリットは、医療費の軽減です。

近年は医療の発達により、さまざまな高度医療を受けることができるようになってきました。

 

しかし、それに伴い医療費の負担額もどんどん増えているのです。

そんな時に役立つのがペット保険です。

 

ペット保険では、獣医師に相談できたり健康診断がついていたりと、複数のオプションがついていることも多いです。

 

このようなサービスを利用することで、より一層ペットの健康を守れる点は大きなメリットの1つと言えます。

 

掛け金が無駄になる可能性がある

次に、デメリットについてご紹介していきます。

ペット保険のデメリットは、もしペットが長期間健康で病院にかかることがない場合、保険料が無駄になってしまうということです。

 

デメリットといっても、ペットにとっては健康体が最良なことですが、実質掛け金が無駄になることはあります。

 

また、加入している保険によっては補償額や補償内容に制限があるため、内容を詳細に把握しておかないとせっかく加入したのに無駄になってしまうケースも少なくありません。

 

そのため、新しくペット保険に加入する際は、事前にプラン内容を入念にチェックしておきましょう。

 

まとめ:愛する猫ちゃんのもしもの備えは万全に

今回は、猫のペット保険についてご紹介いたしました。

 

かわいいペットの万が一に備えて、ぜひペット保険への加入を検討してみてください。

ただし、新規加入の年齢に制限がある場合も多いので、お早めに検討することをおすすめします。

 

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