野良猫ちゃんを見かけるとついつい声をかけてしまったりしませんか?猫好きとしては放って置けなくてお家に連れて帰りたくなりますよね。
ペットを飼ったことない方は、そんな猫ちゃんをどうしてイイものか迷うはず…。
連れて帰るにも猫はストレスを感じやすいので注意が必要です。
そこで、野良猫を飼いたいと考えてる方に向けて、初めて猫を飼う場合と先住猫がいる場合の両方をご紹介しましょう。
目次
初めての猫を飼う場合
初めての猫ちゃんなら、手順が分からず不安や疑問も多くて大変です!
まずは、野良猫を拾ったらどうすべきなのかをご説明します。
野良猫を捕獲したら…
野良猫を確保に必要な事や準備は以下になります。
・捕獲器(動物福祉団体などでレンタルすることもできます)
・キャリーケース
・エサ
捕獲後は病院へ・迷い猫ではいか確認
捕獲したら、感染症にかかっていないか調べてもらいましょう。
健康状態を確認し、飼うならワクチンを打つ必要があります。
念の為、迷い猫ではないか保健所や警察で調べておくこともお忘れなく。もし、迷い猫だったら届出を出して預かり飼育という形になります。
初猫の環境準備
猫ちゃんをお家で飼うのに必要なグッズは以下になります。
・ケージ
・トイレ用品
・猫用食器
・エサ
・おもちゃ
・グルーミング用品
野良猫を飼うときの心構え
コミュニケーションは根気強く
野良猫を飼う場合は、すぐに懐かないことが多いので根気強く程よい距離感を保ちながら
コミュニケーションを取る必要があります。初っ端から距離を縮めすぎすると警戒されてしまいますのでご注意を。
お風呂はプロに任せた方が良いかも
野良猫の場合、ノミやダニ、汚れが気になりシャンプーしたくなりますが、野良猫はお風呂を嫌がる場合があります。ノミやダニは薬で駆除し、シャンプーは慣れるまで控えてシャンプーシートで拭いてあげるかプロにお任せしてみても良いでしょう。
飼うなら責任を持って
一度飼うと決めたら最後まで責任を持つことは当たり前のことですが、当たり前のように捨てる方も居るのが問題です。コロナ禍でペットブームが起きましたが、残念なことに猫に限らず多くのペットたちが捨てられました。そんな事態を一件でも減らせるようにアナタは猫ちゃんを大切にしてあげてください。
先住猫がいる・多頭飼いの場合
先住猫がお家に既にいる場合、新しくきた野良猫ちゃんと先住猫ちゃんの両方のケアが必要です。まず、野良猫ちゃんにはワクチン等の感染症対策をして隔離します。
病院で投薬・ワクチン・去勢をしましょう
まずは、病院で検査と投薬などを済ませましょう。
ノミやダニだけでなく寄生虫の駆除も行います。また、ワクチンと繁殖が必要ないなら去勢手術も必要です。
隔離をしてから先住猫と対面させる
野良猫をお家にお迎えしたら、感染症を防ぐ為に先住猫とは別部屋で隔離します。
保護して3週間以上経ったらほど対面させるのが良いでしょう。
ケージが手元にない場合は急いで買いに行くかネットで注文して、隔離中はケージ内で過ごさせてあげてください。
トイレの数は+1
多頭飼いの場合、猫ちゃんのトイレを猫ちゃんの数より1つ増やす形で設置しましょう。
トイレはそれぞれ与えてあげるのは、自分以外のニオイが付いたトイレでしたがらないからで、+1つ設けるのは仮に自分のトイレに違う猫が用を足してしまった時の緊急用です。
新人猫ちゃんと先住猫ちゃんと仲良くさせるには?
猫ちゃんには【ストレス大敵】というのは有名です。
ストレスをなるべく与えないように気を付けつつ、具体的には、どんなことを気を付ければお互い仲良く慣れるのかご紹介します。
2匹目以降の迎え入れで気をつけること
2匹目以上迎え入れるなら、先住猫ちゃんがなるべく若いうち(7〜8歳まで)に済ます方が好ましいと言われています。遅くても12歳までなら問題ないので、ほとんどの場合大丈夫でしょう。
ご対面の方法
ご対面させる時は「徐々に…」がポイントです。
①ニオイを嗅がせます。方法は、どちらかを触った手でもう片方を触る。
②まずはどちらかをケージやキャリーケース越しに対面させてみる。
③飼い主さんが居る状態で対面させる。
もし相性が悪ければ?
もし相性が悪ければ隔離状態に戻して生活させてあげた方が良いでしょう。
相性が悪いと判断するのは、ストレスサインを見逃さないようにしてください。
猫ちゃんのストレスサイン
・対面したら威嚇して唸る
・フードを食べない
・排泄を我慢する
・毛を毟る、脱毛症状が出る
まとめ
野良猫ちゃんを迎え入れる時は大変ですが、それがむしろ猫ちゃんへの愛おしさを助長させます。
ペットを飼う事は決して楽チンではなく、自分の子供が出来たのと同じように手がかかる事がほとんどです。飼っているうちに分からないことや不安な事が出てきたら【無料相談窓口】でもご相談いただけます。ぜひ、我が子のように可愛がってあげてくださいね!